スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

過去の話です

ブログを引っ越すたびに載せてきたつもりですが、昔話を書きます。

以下、コピペしたものです。

私がまだ学生だった頃の話です。

某大手コンビニでアルバイトをしていたのですが、ある日、友人がドライブに行こうと誘ってくれました。時間は仕事があがる22:00にコンビニの駐車場で待ち合わせ。

天気は生憎の小雨模様。
芦ノ湖経由で熱海方面へ行くこととなりました。
席順は私が助手席、もう一人の友人は後部座席です。

車は順調に進み、天城のループ橋を渡りました。

その後、海沿いへ出て進路を真鶴方面へ向けます。

時間的には1:30頃だったと記憶しています。

天気は相変わらず小雨。

とある峠道で、友人がスピードオーバーで走っていることが気になり、「少し飛ばしすぎだろ!」と警告した瞬間、右コーナーでフロントからスリップし、アンダーが出たまま左側の深くて大きな側溝にダイブ。

コンパクトカーであったので、車の半分が側溝の餌食となりました。
気付くと後部座席にいたはずの友人は私の膝の上に座っていました。
3人とも怪我はありませんでした。

運転席からよじ登るようにして外へ脱出。

すると、この峠道を走っていた走り屋の兄さん達が集まってくれ、車を引き上げてくれたのです。(慣れてる?)

お礼を言うと、兄さん達は走り去っていきました。

ひとまず車を空き地に押してチェックすると、外観はそれなりですがエンジンは掛かりました。皆一安心したわけですが、物語はここから正念場を迎えます。

スタートするかと1速に入れてクラッチミートすると、車は全然前に進みません。
一同「?????????????」

こうなるとお手上げです。
時間は2時をまわった頃ですし、当時は携帯電話なんてものは普及していません。
公衆電話もなしで、途方にくれていました。

と、そこへ1台の白い営業者と思しきワゴンが止まりました。
そのワゴンには40代くらいの男性が乗っており、「どうした?」と声を掛けてくれたのです。

事情を説明すると、「ちょっと待ってろ」と言い残し、走り去っていきました。
20分程すると男性は戻ってきたのですが、手には温かい缶コーヒーが握られ、車には工具箱が載っておりました。

「俺が見るから、お前らはコーヒーでも飲んでろ」
寒い季節だったので、ありがたく頂戴いたしました。

しかし、原因はわかりませんでした。

すると男性が急に「お前ら行くとこ無いんだろ、うちに来い」と見ず知らずの3人の若者を自宅に招いてくれたのです。しかも真夜中にです。

私たち3人は男性のワゴンに乗り込み、伊東市にあるご自宅に向かいました。
男性のお宅では、こんな時間にもかかわらず、奥様が笑顔で迎え入れてくれました。

男性はこの時間まで仕事をしていたようです。
家に入ると、明るくなったらまず自宅に電話をするように言われ、その後で車はどうするか考えようとアドバイスをいただきました。
横になろうともまんじりとも出来ないまま、朝を迎えました。
男性は仕事で疲れているにもかかわらず、私達に付き合って朝まで起きていてくれました。

朝になり、自宅へ連絡。
その後、JAFを呼んで対応することになりました。
(朝食までいただきました)

男性は私たちを車に乗せると、事故現場に向かってくれました。
現場で待っているとJAFが到着。

すると、男性はJAFのスタッフに私達に見えないようにお金(3万円くらい)を手渡し、「これでこいつらを駅まで乗せていってくれ」と頼んでいたのです。

私だけはそれに気付きましたが、その時は「これは黙っていなければいけないんだ」と思い、男性に丁重にお礼を言い、JAFの車に揺られて駅に向かいました。

駅に到着するなり、友人たちに先ほどのお金の件を伝えました。

自宅へ帰ると皆で相談し、ちょっと高級なウイスキーを男性宛に送りました。
男性は「お前らそんな事すんなよ~!」と言っていましたが、お金の事にはあえて触れませんでした。

この男性との出会いは私のその後のあり方を大きく変えてしまいました。
自分にはこれだけの器の大きさはあるのか?
他人に優しくするというのはどういう事なのか?

私には目指すべき指標が出来、今でも追い求めています。

b2f727782f76fb6ac9eb249d0290ad16.jpg
懐かしい(笑)
写真は7年前ですね。
スポンサーサイト

コメント

No title
初めまして!
黒ボル乗りのSHOSEIと申します。
いつも楽しみに拝見させて頂いています。
良い話を聞きました・・・。
ずっとブログを拝見していたつもりですが・・・初でした、感動しました。
良い経験をされたと思います。
もうオッサンなのに改めて、自分もそんな人間になれるだろうか?・・・と思いました。
何かホッコリとしました。
ライダーとしても常に思いやりを忘れるぬ様に心がけたいです。
また、良いお話を聞かせて下さい!
SHOSEIさん
コメント有難うございます。

はじめまして。
いつもご覧いただきありがとうございます。
この話はもう25年ほど前になりますが、いまだに忘れることのできない思い出となっております。
いい人生勉強をさせてもらいました。
まだ人間が出来てないのが残念ですが(^^;;
またご覧になってください。
コメントは遠慮なくどうぞ(^-^)/
No title
お互い良い年の取り方、過ごし方をするように努力しましょうね!
勉強になります。
わらさん
コメント有難うございます。

そうですね。
歳をとってきましたし、山あり谷ありの人生を少しは歩んできましたが、まだまだ人間が出来てないです(^^;;
No title
ん〜、恥ずかしながら、
今の私にはこれだけの器の大きさはないです。
私も勉強になりました。

色々な意味で『カッコいいオヤジ』になれる様、
日々精進ですね。
みのじさん
コメント有難うございます。

私にもそんな大きな器はありません(^^;;
目指すだけで終わりそうですが、志だけは高くありたいですね。
人柄ですね
とても心に沁み入るお話ありがとうございました
道を聞かれるだけでも
急いでいるからと足を止めない人が多いと言われています
人を助けた上、恩を売る事もせず
気を使わせない様にお金まで出す
中々出来ることではありません
奥様も素敵な方なのでしょうね
《情けは人のためならず》
その方の打算の無い
心豊かな人生が見えるようです
私も見習いたいと思いました
くのいちさん、
コメント有難うございます。

とても貴重で人生観を変えられた出来事でした。
人生に無駄は無いといいますが、車が壊れてもそれを上回るものを頂いた気がします。
本当にカッコイイおじさんでした。
No title
人として、大人としてこうありたいと思う話でした。
こんな大人であれば、若者たちは又立派な大人になるでしょう!!日本ってこういった国だと思います。
いい話を聞くことができました。
有難うございます。

グランCBさん
コメント有難うございます。

気付けば私も大人世代です。
私たち大人が教える立場になってしまいましたね。
この話、実はPTA会長なるものを2年ほどやりましたが(^^;;、その時に中学校の卒業式での挨拶にこの話をしました。
響いてくれたら良いのですが(^^;;

管理者のみに表示

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。